ボートレース平和島で毎レース展示航走時に公開される「1周」「まわり足」「直線」の3種類のオリジナル展示タイムを予想に活かすコツをアドバイス!
2020年1月から10月末までのオリジナル展示を集計し、各タイムで1位~3位になった選手は実際に何着だったのかという割合も算出しました。
ぜひ、グランプリでのレース予想の参考にオリジナル展示タイムを活用してください!

水面を1周した時のタイム。引き波のない1号艇が出やすいが、2~6号艇で好タイムなら足が良い証拠。
1マークのターン入り口~出口のタイム。これが良いほどストレスなくターンが出来ており、外コースなら展開が突きやすくなる。
ターン出口からバックストレッチ中央までのタイム。出足と行き足の参考になり、上位であれば本番でも旋回後に他艇より優位に立てる。

展示を読み解いて的中率アップを目指そう!

 スタート展示では直線の良し悪しが分かる。スタートラインまで並走する2選手がいても、その後どちらが抜け出すのか、そこを判断出来れば、本番どの選手が攻めていけそうなのかがある程度見えてくるだろう。1度で見切れなくても、スマホやPCがあれば展示リプレイを何度でも見返せる。1号艇と2号艇の比較、2号艇と3号艇の比較と巻き戻す度に確認すれば、自ずとそのレースに出走する全選手の比較が分かってくる。
 次は周回展示。ここでターンの確認が出来る。それぞれの比較は難しいにしろ、スピードを殺さずターンが出来ているか、ハンドルを切ってしっかりとボートが向いているか、向いてからの加速がスムーズかの3点を見れば、1マークで誰がどう攻めるかという判断材料となる。
 展示内容が良いのに人気薄な選手がいれば、万穴券獲得のチャンスと言えよう。
 さらに「オリジナル展示タイム」でより予想を強固なものにしたい。1周タイム・まわり足タイム・直線タイムと3つに分類されるが、1周タイムとまわり足タイムにおいては上位であればあるほど、舟券に絡み、特に1着が多いことが上記の過去レースの集計結果で分かる。展示航走を見ただけでは判断出来ないときでも、オリジナル展示タイムを見ればどの選手が良かったのかが分かり、その選手を中心に舟券を購入すれば集計データ通りに的中率も上がってくるはずだ。長年ボートレースを見てきたファンで、予想が難しいレースがあっても、このタイムを参考にすれば自ずと軸が見えてきたり、思わぬ高配当が的中したりするのも1つの魅力である。