辻が主役の座を譲らない!
今年度ラストシリーズは5日間の男女混合バトル。実績十分の辻が中心に立つが、岩瀬と石川も近況のリズムでは引けをとらない。地元の村田も勝率アップへ意欲的だ。
男女混合の5日間開催。シリーズの中心は辻栄蔵(広島)だ。ボートレースグランプリを含むSG3Vの実力者で、当地通算勝率は7.30、加えてSG1回とGⅠ3回を含む12優出1Vの実績がある。近況も宮島正月戦をオール3連対で優勝、大村GⅡモーターボート誕生祭で準Vと好調だ。
岩瀬裕亮(愛知)は出場選手トップの前期4V、期が替わってからも12月下関から1月江戸川GⅠ周年を含む5連続優出2Vと好調を持続。石川真二(福岡)も迷いのないコース取りから、徹底した1着狙いの走りで高勝率をキープする。
前期F2とやや精彩を欠いた須藤博倫(埼玉)だが、60日間のF休みが明けた1月の多摩川で優出、続く地元の戸田で開催された関東地区選手権で準優勝戦出場と、軌道修正ができている。通算3Vを誇る当地で、さらなるペースアップを図る。山田雄太(静岡)、杉山裕也(愛知)、黒井達矢(埼玉)、高橋竜矢(広島)も持ち味のスピード戦でV戦線を賑わす。
地元勢はA級継続へ正念場の村田修次(東京)と、例年通り得意の冬場に調子を上げてきた加藤政彦(東京)の奮闘に期待したい。女子は樋口由加里(岡山)が見せ場を作る。