レース展望

第62回東京中日スポーツ杯第37回東京新聞盃
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男女ともに実力者がそろい踏み!
 近況も記念で安定した成績を残す前田がV有力候補。水面に自信がある今井、地元の永田もV争いの中心。女子は平山が男子相手に当地2連続Vへ気合の走りを見せる。
 2月びわこで完全Vを飾った前田将太(福岡)は、5月当地GⅡ戦、6月戸田GⅠ周年で優出と安定した成績を残す。また、当地は企業杯をオール3連対で制した実績もあり、全てにおいて上位の存在といえる。
 同支部の今井貴士(福岡)も当地V歴があり、SG戦で準優勝もある自信の水面だ。前期はやや勝率確保に苦労したが、攻めにキレが戻り、今期はV字回復を描く。
 地元からは攻撃派の永田秀二(東京)が参戦する。前回4月戦を含め当地は12優出しながら優勝はまだなく、ここは一歩も引けない。
 2013年のタイトル戦で当地初Vを達成した長岡良也(兵庫)は、その後も当地では好走の連続だ。今期もA1級ペースの宮崎奨(香川)、野口勝弘(愛知)はレベルアップした姿を見せる。
 女子にも優勝を期待できる選手がいる。男女混合を含むGⅠ3Vの平山智加(香川)だ。混合戦では3月芦屋でVと近年も大活躍中で、当地前回戦はオールレディースでV。今節は男子相手に当地2連続Vを飾ってもおかしくはない。
 宇野弥生(愛知)、谷川里江(愛知)は男子相手にも持ち味の強攻スタイルで、白星獲りへ。そして、倉持莉々(東京)が約1年の産休を経て復帰初戦を迎える。

寺島 吉彦

東京/4723

今期からグングンと上昇!

 間もなく選手生活13年目を迎えようとしている寺島吉彦。デビュー初優出は2020年5月の当地ゴールデンウイーク戦で、初のA級に昇格したのは2024年前期と緩やかな成長曲線を描いてきたが、今期になって一気に良好になっている。分岐点となったのが5月の蒲郡戦だ。準優勝戦で5コースから2着に食い込み優出切符を獲得し、優勝戦は4コースから、進入のもつれに乗じてまくり差しを決めてうれしいデビュー初優勝を飾ったのである。今期勝率も9月8日時点で6.01と自己最高ペース。これからグングン上昇していきそうな感じがしてならない。
■全国近況2節成績
:準優勝戦 :優勝戦
2024/09 多摩川 1431413432
2024/08 江戸川 4415361234
■平和島前回成績
2024/01 56652