過去10大会で
GI初制覇者が3人誕生!
GIトーキョー・ベイ・カップの過去10大会をさかのぼると、第64回大会と今年3月の第70回大会を優勝した毒島誠(群馬)が唯一2冠を達成しているが、注目はGⅠ初制覇者が3人も誕生していることだ。
そのうち地元勢が2人。長田頼宗(東京)、栗城匠(東京)だ。第63回大会の長田は準優勝戦で1枠から2着に敗れ優勝戦は4枠に。本番は進入争いもあり5コースになったが、カドからコンマ06のスタートを決めると一気にまくって地元で念願のGⅠ初制覇を果たした。第67回大会の栗城は予選トップ通過から堂々と王道を進み準優勝戦、優勝戦を逃げてGⅠ初Vを達成。
第65回大会の下出卓矢(福井)は予選の4、6コースでは伸び足を強力に仕上げ、まくりで2勝挙げる活躍で予選トップ通過を決めた。準優勝戦もしっかり逃げて優勝戦1枠を決めたが、優勝戦ではピット離れで痛恨の出遅れをしてしまう。なんとか回り直し2コースには入ったものの優勝は難しいと思われた。しかし1マークでイン艇が少し流れたところを抜群のパワーを活かし鋭く差し切ってGⅠ初優勝を飾った。