レース展望
- 第43回日本モーターボート選手会会長賞
12/26木27金28土29日30月31火
2024年最後のシリーズ!
当地の2024年締めくくりシリーズは男女混合による争い。野中が強スタートを発揮し当地初Vに挑戦。永井、松本、寺本もVゲットへチャンス。
野中 一平
愛知/4850
当地の2024年締めくくりとなる「第43回日本モーターボート選手会会長賞」は、SGクラスの強豪が不在で、誰にでもVチャンスがあるシリーズ。
その中でも野中一平(愛知)がV候補に最も近い存在といえそうだ。前期の平均スタートタイミング(コンマ11)は出場選手トップで、10月下関で今年3Vと昨年に並ぶ強い走りを見せている。当地はこれまで3度の出場ながら、2連続優出中と相性面に不安もなく、当地初Vへ持ち味のスタート力を存分に発揮する。
永井源(愛知)はなかなか優勝にありつけないが、今回のメンバーならVゲットもありえるだろう。11月福岡で通算20度目の優出を果たした松本純平(埼玉)も、目の色を変えてデビュー初Vを奪いにいく。新期突入で反撃態勢に入った砂長知輝(埼玉)の一発も十分。前期フライング2回の足かせが外れた鈴木勝博(愛知)、中村泰平(愛知)も侮れない。
地元は寺本重宣(東京)が来年1月からのA1級復帰を前に、約4年ぶりのVで勢いをつけたい。後藤翔之(東京)、内堀学(東京)、荒井翔伍(東京)も全力投球する。
女子は今秋に約7年ぶりのVを飾った山下友貴(静岡)に注目。
石渡翔一郎
東京/5279
次こそA級昇格と初優勝へ!
“江戸川鉄兵”こと石渡鉄兵の息子として鳴り物入りで、2022年11月多摩川でデビュー。その1カ月後の桐生で早くも初白星と、レースセンスは光るものがあった。勝率もデビュー期から一度も落とすことなく伸ばし続け、2025年前期勝率は5.45で初の5点台を突破。A2級ボーダーラインの5.46にあと0.01届かなかったのは悔やまれるが、これを宿題に鍛錬を積んでいけば、次こそA級入りを果たせるはずだ。また、9月には父の聖地・江戸川で初の優勝戦に進出。今期は初優勝も同時に目標設定し、突き進んでいく。