レース展望

出場予定選手
一般
第60回サンケイスポーツ杯
10/ 13水 14木 15金 16土 17日 18月

和田兼が大混戦を断つ

混戦ムードが漂う一戦は、安定感のある和田兼が優勝争いを一歩リードも、女子トップレーサーの松本に、地元の北山も差はわずか。濱崎、桐本、田中もさばき的確で侮れない。

 今期に優勝のないレーサーが集まった上位拮抗のシリーズは、和田兼輔(兵庫)を優勝候補の筆頭に推す。当地は2013年にデビュー初優勝を飾ったメモリアル水面で、通算4優出2優勝と相性が良い。今期勝率は6点台半ばで、7月以降に3優出とリズムを上げているだけに、ここは優勝をつかみたい。
 松本晶恵(群馬)と北山康介(東京)も活躍必至だ。松本は当地で2度のPG1クイーンズクライマックス制覇がある。体重差の生きる混合戦も魅力だ。北山は3期連続でA1級と地力をつけ、6月のG1蒲郡周年は予選突破の活躍である。2連続優出中と好走が続く当地初優勝を狙う。
 濱崎直矢(埼玉)は当地直近5節で1優勝含む3優出と、速攻力を武器に上位着を並べる。大崩れの少ない桐本康臣(三重)に、地元で調整面の利がある田中豪(東京)もチャンスをうかがう。
 期末の勝負掛けにも注目だ。小山勉(埼玉)はA1級キープ、木村仁紀(滋賀)、和田操拓(滋賀)、松山将吾(滋賀)の滋賀トリオはA1級昇格へ勝負どころである。
 そのほか、調子を落としている渡邉睦広(東京)と森貴洋(大阪)はA1級としての意地を見せたい。7月のびわこG2で大外から11万舟を提供した戸塚邦好(東京)も、地元で一発の可能性を秘めている。

ピックアップレーサー
  • 和田操拓
  • 滋賀/4649

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