BOAT RACE 平和島

 3月のSGクラシックの熱戦冷めやらぬ平和島水面で、『開設62周年G1トーキョー・ベイ・カップ』が行われる。地元2強を形成するのは濱野谷憲吾(東京)と中野次郎(東京)だ。中野はクラシックで優出してアピールしたが、濱野谷は予選敗退と振るわなかった。前回の61周年ではFで優勝戦線から離脱したが、2日目に大外まくりを決めるなど復活ムードは高まっていた。今回こそ濱野谷のエース復活に期待したい。もちろん中野も、再度ここでの活躍に注目だ。
 山崎智也(群馬)、中島孝平(福井)、篠崎元志(福岡)、茅原悠紀(岡山)もSGクラシックで予選落ちしただけに、仕切り直しの気合戦に期待。優出して結果を出した松井繁(大阪)は、当地周年連覇もかけて参戦だ。

 石野貴之(大阪)は、戸田周年優勝戦Fのペナルティを控え、今年後半戦はG1、G2戦線から離脱する。F休み前に賞金加算は意識するところだ。今年は流れに乗り切れていない太田和美(大阪)だが、一昨年5月開催の当地60周年を制しており、今回もここでペースアップを図りたい。
 好調を維持している笠原亮(静岡)に、全速アタッカー・桐生順平(埼玉)も優勝候補の一角を占める。地元勢では石渡鉄兵(東京)と齊藤仁(東京)に、SGクラシック出場へ届かなかった分もここで奮起に期待したい。

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