野澤、川口、荒井と地元男子が女子を迎え撃つ!
 岩崎、谷川、三浦と女子強豪も優勝争い。
  後藤、佐藤、倉持などヤング女子たちの活躍にも期待!!
 平和島恒例の企画レースとなった「ほぼオール女子戦」。今回も女子選手38名に、男子選手8名のメンバー構成で、例年どおり男子は地元東京支部からの8名がそろった。ここ3大会は男子が優勝して意地を見せている。「ほぼオール女子戦」では前々回に優勝、前回は準優勝と結果を残す若林将(東京)が中心だ。近況も10月びわこ周年でG1初優出を果たすなど快調な走りが続く。
 当地SG覇者の野澤大二(東京)や、当地7月末戦で6コースVを決めた 荒井翔伍(東京)、平和島初優勝を狙う川口貴久(東京)も意地を見せるか。
 攻撃派がそろう女子も、男子相手に軽量を生かした攻めを決めるか。9月の当地G3オールレディースで優勝戦2着の岩崎芳美(徳島)が、近況はまくり決着を増加させており、今回も快進撃に期待したい。前期はF2で苦戦した谷川里江(愛知)も、新期でリセットされてパワー勝負をフルに発揮するとみた。当地7月の男女混合戦で優出した三浦永理(静岡)も楽しみだ。永井聖美(東京)大瀧明日香(愛知)堀之内紀代子(岡山)廣中智紗衣(東京)も勢いづくとまくり攻撃を連発させる。男女混合戦での実績を残す岸恵子(徳島)宇野弥生(愛知)も男子相手に一撃食らわすか。
 また、昨年当地で自身初Vを決め、2016年の平和島地元スター候補として注目を集める後藤美翼(東京)をはじめ、来年1月からB1へ昇級する佐藤享子(大阪)倉持莉々(東京)の114期コンビなど若手女子たちの活躍にも期待したい。
 2016年平和島推薦の地元スター候補かつ、東京支部選手の更なる進化(発展)を遂げてもらうことを目的とする応援プロジェクト「東京NEXT」にてメインでプッシュされている後藤。
 そんな彼女が注目されたのは昨年7月の当地ヴィーナスシリーズだ。優勝戦では1号艇から長嶋万記・平高奈菜・後藤・落合直子・川野芽唯・魚谷香織とA級選手が名を連ねる中、唯一B級(B1)で出走。安定板が使用される程の強風が吹いていたにも関わらず3コースから果敢に攻め、人気の中心だった1号艇・長嶋を抑え自身初優勝(差しV)を決めた。今年に入って優出は無いが、きっかけさえ掴めれば好成績を残せるタイプ。今節で流れを変えたい。
 今年は3回の優勝を挙げており、4月大村のG3オールレディースでは完全優勝も決めている。男女混合戦では、2月多摩川と5月末江戸川で優出と結果を残し、パワーレースが生きて絶好調だった。
 ただ、5月浜名湖でF、そして7月常滑でもFと、前期はF2を背負って大きくペースダウン。当地7月戦でも見せ場を作ることができなかった。それでも60日休みに入る前の8月末下関G3オールレディースでは予選トップ通過を決めてパワフルさの健在を見せつけたが、準優1枠はインコースからスタートで後手を踏んで4着の結果となった。新期を迎えてF2はリセット。言うまでもなく、パワフルレースの復活に期待できる!